高尾山の悲鳴
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最近、高尾山に関する本を読んでいて、
「天狗裁判」のことを知りました。

天狗裁判とは、「圏央道」という高速道路が、高尾山のど真ん中を貫く計画に反対をした争いです。
とても長い時間がかかりました。

高尾山のすぐ裏には、中央道と圏央道のジャンクションがあります。

私も圏央道は便利に利用している者なので、環境がどうのこうのと言える立場ではありません。

けれども、当時反対した人の声に耳を傾けることはできます。

何故人生をかけて反対したのか、そして何を守りたかったのか。

その記録から教えられることがたくさんあります。

来年、八王子市は市制100年を迎えるそうです。
世代交代をしていくこれから、
行政、企業、市民がこの「天狗裁判」という歴史と向き合い、学ぶことが、
これからの100年とても大切なことのような気がします。

そして、千年の森、奇跡の山と言われる「高尾山」の悲鳴に耳を傾けることも。