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倫敦塔


ロンドン塔4733 (2)
さまざまな悲劇の舞台ともなったロンドン塔(世界遺産)


私の薄っぺらな言葉より、こちら↓の方が似合っています。

『・・・倫敦塔の歴史は英国の歴史を煎じ詰めたものである。過去と云う怪しき物を蔽える戸帳が自と裂けて龕中の幽光を二十世紀の上に反射するものは倫敦塔である。すべてを葬る時の流れが逆しまに戻って古代の一片が現代に漂よい来れりとも見るべきは倫敦塔である。人の血、人の肉、人の罪が結晶して馬、車、汽車の中に取り残されたるは倫敦塔である。・・・』
夏目漱石の短編小説「倫敦塔」より。


夏目漱石がロンドン留学中に、ロンドン塔を見物した時の感想を元に描いた作品です。
漱石先生の作品はちょっと難しいけど、改めて読んでみるとやっぱりすごいね☆



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