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かこさとしさん1 大きな愛


ゴールデンウィークが始まってすぐに、訃報をききました。
絵本作家のかこさとしさんが、5月2日に92歳でお亡くなりになられました。
自分が子どもの頃に読んだ本で、何が一番好き?と聞かれれば、
かこさとしさんの「だるまちゃんとてんぐちゃん!」と、迷いなく答えられるほど、私にとって特別な存在です。


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科学者でもあったかこさとしさんは、探求心に満ち溢れていました。
小さなこどもに寄り添うように、興味を膨らませていくストーリーと絵は、大人が立ち読みをした程度では伝えきれません。

「細部を正確に描く情熱に、ほんわりとした独自の笑いが同居した」(天声人語)

本を読む子どもの目の輝きを見て、初めてその奥深さに感動します。


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三人の子供たちが小さい頃は、とても大変で、疲労とストレスで一時期の記憶がないほどです。
ママ、ママとまとわりつき、一人は抱っこ、一人はおんぶ、そしてもう1人は手を繋ぐ。
ほんの数十メートルのスーパーへ買い物へ行くのにも、ヘトヘトになってしまうので、
外に出るのが嫌で、引きこもりがちになったこともあります。


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そんな頃、私たち親子を救ってくれたのは、たくさんの絵本です。
一緒に絵本を読む時間は楽しくて、グズグズする子どもたちも、体をくっつけて絵本を開くと、笑顔がポロッとこぼれます。
本を読んだ後は、一緒になって大きな画用紙に絵を描きました。
外に出るのは辛かったけど、家の中で子どもたちとそんなことをして過ごした時間は、私の宝です。


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子どもたちへの愛に満ち溢れた、かこさとしさんの絵本。
子育てをしながら、その大きな愛に触れられたことは幸せだったと、改めて感動しています。


ほんとうに、ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。




(本活ブログ “book cover” より転載)
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