八王子四季折々

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八王子夢美術館~銅版画家 清原啓子展~




八王子に在住していた銅版画家・清原啓子(1955-1987)さんの作品展を観てきました。

清原さんは31歳という若さで亡くなり、その生涯に遺した作品は僅か30点。

指導した美術大学の師は彼女を彗星と讃えるほど、

その技術の高さ、神秘的耽美的な世界観は、伝説的に語られるほど今なお人々を魅了しています。



私は、以前、八王子にゆかりのある作家の作品を集めた企画で、初めて彼女の作品と出合い、

とても印象深く心に残りました。

今回は彼女だけの版画展ということでしたので、30点全て見ることができました。

また久生十蘭や三島由紀夫などの文学に傾倒したくだりも、展示と合わせて紹介され、

作品を見ただけでは理解するのはなかなか難しい世界観を、また違った角度から眺めることもできました。

清原さんは文才もあり、添えられた詩もとても素晴らしいです。


★八王子市夢美術館「銅版画家 清原啓子展」12月14日(木)まで